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WEB科学機器総覧

混錬装置 D18SEB 卓上型

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【概要】
自動乳鉢の鉢(乳鉢)と杵(乳棒)との間に生じる剪断力を応用したニーダーミキサー。
スクリュー等で発生する剪断力で混錬するのが一般的な混錬装置であるが、この装置は、自動乳鉢の鉢(乳鉢)と杵(乳棒)との間に生じる剪断力を応用している。
そのため、剪断力は一般の混錬装置に比べてマイルドであり、材料の結晶を破壊することなく混錬することができる。 また、自動乳鉢の特性である撹拌・擂り潰しも行うことができるため、前処理としての粉砕作業は不要で、これ1台で粉砕・混錬を行うことができる

【特長】
・卓上型で、かつステンレス筐体を採用しているため、実験室やクリーンルームでの使用に最適。
・サイズが小さいためグローブボックスやドラフトチャンバー内で使用することも可能。
・自動乳鉢の特性をそのまま有するため、撹拌・すりつぶし処理が可能。
・耐溶剤性を有する二重のPEN製カバーで、結露を防止。カバーに吸排気口を有し、処理雰囲気を変化させることが可能。

【好適事例】
・溶剤を加えたスラリー、ペースト等の分散、混練時の濃縮作業で杵の撹拌効果と杵先の粉砕作業により均一な分散、混練処理を実現。
・混錬雰囲気として、乾燥空気、窒素、アルゴン等を使用することが可能。
・PEN製カバーに吸排気口があるため、減圧もでき、減圧雰囲気下で加熱しながら撹拌・擂潰(すりつぶし)することにより、ロータリーエバポレーターとしての応用も可能
。 ・処理エネルギーがマイルドなため、メカニカルアロイング処理ができ、電子材料や二次電池材料の合成可能。

【諸元】
奥行:450mm
幅:380mm
高さ:550mm
加工容量:1ℓ

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営業品目

石川式攪拌擂潰機(自動乳鉢)