原子間力顕微鏡Cypher L+
¥22,900,000~
エントリーモデルでありながら、高速、高感度、高精度を可能とした世界最高峰のAFMです。スキャンレートが10Hzと高速測定を実現しました。また、カンチレバーだけを励振する「blueDrive」(光熱励振法)により、大気中・液中などに関わらず常に安定した画像を取得可能です。さらに、誤差を極限まで小さくする低ノイズClosed-Loopスキャナを標準装備しており、著しく高い精度・再現性の結果を得る事が可能です。また、電気測定(コンダクティブAFM)、表面電位(KFPM)、液中測定など様々な測定モードに対応可能です。(オプション)
●blueDriveタッピングAFM ~高速・高感度・高精度測定を可能とする新技術~
一般的なAFMでは、カンチレバーを保持するホルダ近くに設置されたピエゾ素子(シェイクピエゾ)でカンチレバーホルダ”ごと”カンチレバーを励振する「ピエゾ励振法(音響励振ともも呼ぶ)」が採用されています。
Cypher L+で搭載可能な新技術「blueDrive」は、カンチレバーの励振方法の一種ですが、励振用のパルスレーザーをカンチレバー背面に照射することで生じるバイメタル効果と温度勾配によりカンチレバー”だけ”を励振する方法で「光熱励振法」と呼ばれます。
「blueDrive」で得られる振幅は大気中・液中などに関わらず常に安定です。そのため、サンプルとの相互作用力を様々な環境下で安定かつ一定に保つことができ、高速スキャンをしながらもチップ摩耗を最小限に抑え、その交換頻度も低減します。
●特長
・スキャンレート(走査周波数)が10Hzと高速測定を実現
・blueDriveタッピングAFMにより、安定かつ高精度な測定を実現
・計測誤差を極限まで小さくする低ノイズ Closed Loop センサ標準装備
・電気測定、表面電位、液中測定など様々な測定モードに対応(オプション)
・上位機種へのアップグレード可能(オプション)
●仕様
・測定モード(タッピングAFM、位相イメージング、コンタクトAFM、水平力顕微鏡(LFM)
・アクセサリ:液中イメージング、コンダクティブAFM、表面電位顕微鏡(KPFM)
・DC/ACハイトノイズ:25pm
・X&Yセンサノイズ:120pm
・スキャンレート ≤ 10Hz
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