専門的な技術を持たない人でも簡単に使用することができ、PCR検査を「いつでも、どこでも、誰でもできる」全自動遺伝子検査システムシステムである。
独自のMagtration法を用いて核酸抽出を行う部分と、サーマルサイクラーと蛍光検出システムを備えたリアルタイムPCR実施部分、大きく2つのユニットから構成されている。geneLEADという名前は、構成要素の特徴をとらえ、Linear Cartridge（直線性カートリッジ）、Extraction（抽出）、Amplification（増幅）、Detection（検出）の頭文字を取って付けられており、その名の通り、これらの技術を直線的に配置し、全自動化を実現している。磁気ビーズを用いた核酸抽出、微量分注機構、温度制御デバイス、光学デバイス、試薬のプレパック化等の技術を結合、一体化させたシステムとなっている。
エリート　インジーニアスには、12本のノズルと試薬分注機構と試薬保冷ブロックも搭載されており、PCR試薬の自動分注が可能となっている。この機構により、1サンプルの核酸抽出物から複数項目のPCR検査を実現することができる。