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エントリーモデルレオメーター DCR/Discovery Core Rheometer

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Discovery Core Rheometer(DCR)は、粘度および粘弾性の広範な測定を、使いやすさと高精度で実現する最先端のレオメーターです。DCRは、初心者から熟練の研究者まで、すべてのユーザーが簡単にレオロジー測定を行えるように設計されています。RheoGuideユーザーインターフェースを搭載し、タッチスクリーン操作で直感的に使用できるため、PCを介さずに直接装置で測定を行うことが可能です。 【特徴・強み】 ❖高精度エアベアリング:非常に低いトルク感度を実現し、微細な粘度変化も正確に測定できます。 ❖自動ギャップ制御:試験ギャップの位置を0.1μmの解像度で正確に制御し、再現性の高い結果が得られます。 ❖RheoGuideユーザーインターフェース:タッチスクリーン操作が可能で、直感的で使いやすく、PCを介さずに直接装置で測定を行うことができます。 ❖迅速な温度制御:統合型ペルチェシステムにより、迅速かつ正確な温度制御が可能です。これにより、試料の準備が容易になり、データの精度と精密度が向上します。 ❖コンパクトデザイン:電子機器、ペルチェおよび空冷式熱交換器を一体化したコンパクトなデザインで、従来の液体循環器を使用するモジュラーシステムと比較して、最大75%のベンチスペースを節約できます。 【具体的な分析事例】 DCRは、バッテリー電極スラリーの性能評価において特に有用です。バッテリー製造プロセスでは、スラリーの粘度と流動特性が重要な役割を果たします。DCRを使用することで、スラリーの粘度プロファイルを詳細に解析し、製造プロセスの最適化と品質管理を行うことができます。例えば、DCRはバッテリー電極スラリーのせん断速度に対する粘度変化を測定し、スラリーの均一性と安定性を評価します。これにより、製品の性能向上と製造コストの削減が可能になります。 DCRは、食品、医薬品、化粧品などの多様な材料の特性評価にも対応しており、製品開発や品質管理において重要なツールとなります。例えば、食品業界では、DCRを使用してソースやドレッシングの粘度を測定し、製品の一貫性と品質を確保します。医薬品業界では、DCRを使用してクリームやゲルの粘度を評価し、製品の安定性と効果を確認することができます。

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営業品目

熱分析装置、回転型レオメーター、粘弾性測定装置、微小熱量計、疲労試験機、
熱伝導率/熱拡散率測定装置、熱膨張率測定装置、ゴム試験機