工場排水、河川水および液体試料中の水銀を採水から加熱前処理、測定までを全自動で行う連続水銀測定装置です。（工場排水試験方法 JIS K0102 準拠） システムラック内は検出部DRD-7、湿式前処理部DRA-7および試薬保管用冷蔵庫、洗浄液・廃液タンク保管部で構成されています。
〇湿式前処理を完全自動化
　放流水、排水、河川水等を前処理から測定までを全自動で行えます。
〇少量な試料量
　試料量は5mL または 0.5mLと少量ですので、試薬や廃液処理のコストを大幅に削減できます。
〇高感度
　高感度冷原子吸光法の採用により、低濃度まで測定できます。
〇妨害成分対策
　試料量を0.5mL選択できるようにし、今までは測定が難しかった試料も採取量を減らすことで対応。
〇酸性ガス除去機構追加
　連続運転での安定性向上のため、測定ガスの洗気機構を追加。
〇自動校正
　設定時間ごとに、水銀標準溶液で自動校正が行えます。
〇外部出力
　測定結果は、マイクロSDカードに記録および4-20mAアナログ信号で出力されます。
　また、異常時、校正中、点検中の接点信号が出力されます。