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WEB科学機器総覧

ロータリーエバポレータ 18ZDEB 真空・加熱型

価格については弊社ホームページからお問い合わせください

【概要】
真空型自動乳鉢を応用したロータリーエバポレータです。
乳鉢内を杵(乳棒)2本が自転と公転を同時に行いながら、撹拌と擂り潰しを行います。
一般のロータリーエバポレータのように前処理として、撹拌・擂り潰しを行う必要がなく、一つの工程で前処理も含めて対応可能です。
温度は可変ですので、温度調整しながら、最適な濃縮を行うことが可能です。

【特長】
・磁器鉢(乳鉢)を銅釜で覆い、均一に熱が伝わる機能を有します。(内部写真をご参照)
・真空中で200℃までの加熱を行いながら、撹拌・すりつぶしを行いながら、濃縮・蒸発が可能です。
・処理中も材料状態が確認できる窓を両側に有します。確認をより明瞭にするLED照明を真空釜内に設置してます。
・インバーターを標準装備し、杵(乳棒)の回転数を制御可能。
・万が一ヒータが故障した際の過昇温警告機能を搭載してます。(ヒータ電源は切れます)

【好適事例】
・溶剤を加えたスラリー、ペースト等の分散、混練時の濃縮作業で杵の撹拌効果と杵先の粉砕作業により均一な分散処理をおこないながら、濃縮することができる。
・真空による脱水効果を利用し、同時に粉体の粒子を粉砕、解砕を行うので、水和物から水分を取り乾燥させることも可能。湿気を嫌う材料の処理にも好適。
・真空/減圧雰囲気、アルゴンや窒素ガスなどの不活性ガス置換雰囲気で濃縮、乾燥、脱泡、撹拌擂潰処理(撹拌、すり潰し、混練、分散、混練の同時処理)も出来る。

ロータリーエバポレータとしてだけではなく、撹拌機、分散機、混練機、粉砕機等専用機では実現出来ないメカノケミカル、メカニカルアロイの様な処理効果が認められます。

【諸元】
奥行:610mm
幅:610mm
高さ:1360mm
加工容量:1ℓ

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営業品目

石川式攪拌擂潰機(自動乳鉢)