米国LECO社のGDS900型はCCDを導入した最新型のグロー放電発光分光分析装置で、特に工程管理あるいは品質管理を目的に開発された装置です。鉄鋼、非鉄金属のバルク分析を迅速、正確かつ安定して実行します。ほかの励起源に比べ複雑なスペクトル線が少ない、発光線のピーク幅が少ない、干渉が少ない等の特長があり、直線性に優れた検量線を持っています。
●光源部：DCアノード径4mm（オプション：2mm）
●分光部：焦点距離750mm（パッシェン・ルンゲ型真空分光器）
●回折格子：900本/nm　ホログラフィック格子
●波長範囲：160nm～460nm
●波長分解能：＜0.050nm
●検出部：CCD電荷結合型アレイ　16000ピクセル